時間	14:30 ～ 16:00
回数	4 回
受講料	一般受講料 6,600円学生受講料 2,000円
講座内容	2023年10月7日パレスチナの過激イスラーム主義集団ハマスによるイスラエルへの越境攻撃とこれが発端となったイスラエル軍のガザ侵攻は数万人の犠牲者と広大な破壊をもたらしました。ガザ戦争以外も現在、中東ではシリア、リビアとイエメンで内戦が続いています。実は第二次世界大戦後、数多くの内戦を除いても、アラブ諸国対イスラエルの4度の戦争、レバノン戦争、イラン・イラク戦争、湾岸戦争やイラク戦争など数多くの戦争は起きています。その背景にあるのは中東における複雑な民族、宗教・宗派、イデオロギー、領土、覇権などを巡る対立であり、この対立を解決しないと戦争が終わらないと言えます。そしてこの対立はこの地域の長い歴史に根ざしています。本講座では中東地域の長い歴史の概要を説明した上、20世紀後半から現在まで勃発した主な戦争の原因、経過と結末を検証し、その含意を解釈します。
ご案内	必要に応じて資料を配布
持参品	筆記用具
教室	152教室（本館　５階）

10/4	中東の古代史；ゾロアスター教からイスラームの誕生まで
10/11	イスラームの誕生、イスラーム帝国からオスマン帝国衰退まで
10/18	パレスチナ問題；アラブ諸国とイスラエルの対立
11/1	イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争、「アラブの春」とシリア内戦