講座内容 |
日本語で文章を書くとき、同じ語をあるときは漢字で書き(例:「駄目」)、あるときはカタカナで書く(例:「ダメ」)といったことがあります。また、「 」や【 】のような記号を使ったり、「改行1字下げ」の形式段落を作ったりします。文字や表記の選択によって、文章の読みやすさ、内容の伝わりやすさは変わります。本講座では、文字論、表記論、文章論などの知見を参照しながら、文章を書く・読むという観点から日本語の文字・表記について考えます。生成AIで文章が書ける時代に、人が読むからこそ大切な、文章の「見た目」について皆さんと一緒に考えたいと思います。
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